石垣島の高校生チーム「ひとしずく」のエコプロジェクト最終報告会を開催
2022年8月2日、シティラボ東京が主催するミートアップとして、石垣島で環境問題について考え行動している高校生チーム「ひとしずく」のエコプロジェクト最終報告会が、「地球温暖化の解決をジブン事化する」をテーマに、対面とオンラインの両方で開催されました。
「ひとしずく」は、地球温暖化に関心を持つ沖縄県八重山高校の生徒6名によるチームです。さまざまな企業・団体へのインタビューや、体を張った24時間チャレンジシリーズ、同年代向けの講演などの活動を行い、2019年から3年間、多様なエコチャレンジを実施してきました。
自然電力/自然基金有志メンバーが企業側伴走チームの事務局を担い、シティラボ東京を拠点としたサステイナビリティ特化型ベンチャーコミュニティ「City Lab Ventures」のサポートを得ながら、「ひとしずく」の活動を支援してきました。
今回のミートアップには、「ひとしずく」のチームメンバーと、彼らに伴走してきた八重山高校の先生方や、石垣市の自治体職員、City Lab Venturesのメンバーなど20名が参加しました。
「ひとしずく」は、サステナビリティを考える多様な企業・団体へのインタビューなどを通して、地球温暖化解決の鍵は再生可能エネルギーの技術発展であり、その社会的認知度の向上が重要だという結論に至りました。
そこで2022年度は、「24時間電気なし生活」や「24時間発電チャレンジ」、自らが考えるエコアクションに取り組む「ゼロカーボンチャレンジ」(8月1・2日に実施)を行い、その内容を周りに呼びかけたり、SNS等で情報を発信したりしました。
これらの取り組みを通して、チームメンバーは、「普段の生活をほんの少し変えるだけでも地球温暖化解決につながる。私たちにできることはたくさんある」とまとめました。
「ひとしずく」の発表後は、参加者が2つのグループに分かれ、それぞれが実践できるゼロカーボンチャレンジについて意見を出し合いました。
これまで3年間、一人も欠けることなく6人でプロジェクトをやり遂げた「ひとしずく」のメンバー。最後は、「大学生になっても、地球温暖化について考える活動を楽しみながら続けていきたい」「この活動を通じて、何事もジブン事化する重要さを学んだ」「社会を変えられる一員になれるよう今後も努力したい」といった感想で会を締めくくりました。
これからも自然電力/自然基金は、気候変動問題に取り組む若者たちの取り組みを応援し、共にアクションを起こしていきたいと思います!